CDP回答支援コンサルティング

CDPは、イギリスに本部を置くNGO（非政府組織）で、企業や自治体等に対して、気候変動、水セキュリティ、森林に関する情報開示を推進しています。回答企業は、質問書への回答内容に基づき、AからD-までの8段階のスコアで評価されます。これまでCDPが気候変動質問書の回答要請を行っていた日本企業は時価総額上位500社でしたが、2022年よりプライム市場に上場するすべての企業に対象が拡大されました。CDP質問書への回答内容、スコアは投資判断に活用され、CDPの高スコア獲得は企業の価値向上に資すると考えられています。

東京海上ディーアールは、2018年よりCDPの気候変動領域の認定スコアリングパートナーとしてスコアリング業務に参画しています。スコアリングパートナーとしての知見をふまえ、CDPに初めて回答する企業様や、スコア向上をご希望の企業様のお悩みに対し、以下のようなご支援を実施しています。

気候変動スコアリングパートナー CDP ACCREDITED PROVIDER 2023

CDPの質問書にどのように回答したら良いかわからない
現状のCDP回答内容における改善ポイントがわからない
同業他社のCDP回答内容や評価結果を比較したい

CDP回答のブラッシュアップご支援サービス

気候変動や水リスクに対応する取り組みを強化し、CDPやその他のESG外部評価のスコアアップに繋げたい
自社にとっての環境関連リスクと機会の特定が難しい
CDPだけでなく、TCFD提言に沿った情報開示、SBT目標認定取得に向けた助言がほしい

コンサルティング内容

CDP回答のブラッシュアップご支援

CDPの質問書は毎年改訂されています。まずは質問書の内容、採点基準をお客様にご理解いただくため、弊社コンサルタントを講師としたレクチャーを実施いたします。その後、お客様が作成された回答案を模擬採点し、改善点をご提案します。当年度に目標とするスコアレベルは、お客様のお取り組み状況やこれまでのご回答・CDPスコアをふまえてご相談のうえ決定しますが、弊社は初回ご回答企業からAリスト企業まで幅広いご支援実績があり、お客様が目標とするレベルに合わせてご支援させていただきます。
以下、具体的なご支援内容を記載していますが、お客様のご要望に沿って、カスタマイズ（例　レクチャー内容や回答案レビュー回数）も可能ですのでお問い合わせください。

具体的なご支援内容等

前年回答の失点要因分析（別途お見積もり）

前年に回答された企業様向けのご支援です。当年の回答改善のご検討に活用いただくため、取り組みの不足や設問や回答方法の理解不足など、失点要因を明らかにし、ご報告いたします。こちらのメニューのみのご依頼も承ります。
CDP質問書・回答方法レクチャー
- CDPの狙いと設問構成、基本的な回答ルール、採点ルールの解説
- 新規設問・改訂された質問、重要設問の解説
- 他社優良回答事例のご提供
お客様にて回答案を作成
- 弊社によるレクチャー内容、他社優良回答事例をご参考に、お客様にて回答案を作成
回答案レビュー
- お客様による回答案を模擬採点し、改善点をご提案（レビュー1回目）
- お客様にて回答案を修正
- 弊社にて模擬採点し、予想スコアをご提示（レビュー2回目）
- 必要に応じてさらなる改善点をご提案

ご支援スケジュール（一例）

ご支援スケジュールの図

回答支援実績

AまたはA-獲得 80% スコアアップ実現（B以下）13%

AまたはA-獲得、スコアアップ実現の企業 93%（注1）（注1）スコア非公開の企業を除く「AまたはA-獲得」: 弊社の回答支援サービスをご利用の企業のうち、AまたはA-スコアを獲得した企業数。「スコアアップ」: 弊社の回答支援サービスをご利用の企業のうち、前年よりもスコアが向上した企業数（Bスコア以下）。「変動なし」: 弊社の回答支援サービスをご利用の企業のうち、前年からスコアが変わらなかった企業数（Bスコア以下）。

2018年のサービス開始以降、多くのお客様に継続して弊社のCDP回答支援コンサルティングサービスをご利用いただいています。これまでご支援したお客様の半数以上が前年よりスコアアップを達成されており、2022年には8割のお客様がAまたはAマイナスの高スコアを獲得されています（スコア非公開のお客様を除く）。
水セキュリティ質問書の回答支援では、初めて回答するお客様をご支援し、Aスコアを獲得された実績もございます。
例年4月頃には本コンサルティングサービスの受付を締め切らせていただいております。ぜひお早めにお問い合わせください。