キャリア形成について
キャリアインタビュー

Career

飽くなき知的好奇心と、
素直に積み上げる姿勢が未来を拓く。

ビジネスリスク本部 研究員

長久 祐太朗Yutaro Nagahisa

2024年入社

※所属・役職は取材当時の情報です

PROFILE

大学でランドスケープ分野およびGIS(地理情報システム)を学ぶ。就職活動では、技術を活かすことそのものよりも、新しい視点を得て学び続けられる環境を重視。多様な専門性を持つ社員の姿に惹かれ、東京海上ディーアールへ入社した。現在はBCP/BCM領域を中心としたコンサルティング業務に携わり、自身の専門性を活かしながら研鑽を重ねている。

専門性と人に惹かれ、
学び続けられる仕事へ

中学生の頃、GPS受信機を手に街を歩き、その軌跡を地図に描くワークショップに参加しました。自分の歩いた道が形になり、それを後から分析できる。その可視化された情報が、誰かとの議論の材料にもなる。その体験が原点となり、大学ではランドスケープの視点で地域を捉え、GISを用いて空間情報を扱う研究に取り組みました。
就職活動でも、GISを活かせる場を探していました。ただ、単に技術を使うのではなく、「新しいものの見方」を探求できる環境であるかを重視していました。多様な社員やお客様と関わり、自分自身が学び続けられる場所でありたい。そんな視点で企業を見ていく中で出会ったのが当社です。面談を重ねる中で印象に残ったのは、人の面でした。地図の話をしても丁寧に耳を傾けてくれること。そして、尖った専門性を持ちながらも、それを確かにお客様の価値へと変えていること。ここなら自分も無理をせず楽しみながら、専門性を伸ばしていけるのではないか。そう感じたことが入社の決め手でした。

仕事風景

自らの専門性を武器に、
ワンランク上の自分へと向かう

現在は、主に企業の災害対策やBCP/BCM領域におけるコンサルティング業務に携わっています。BCPは、災害や事故などの非常時に事業を継続する、あるいは早期に復旧するための計画です。BCMは、その計画を作って終わりにせず、訓練や見直しを通じて継続的に改善を重ねる仕組みです。業務では、既存の計画書や関連資料を読み込み、課題を洗い出し、チームのメンバーと共に改善策を検討します。そのうえで、文書改訂や訓練設計の支援など、具体的な実行フェーズまで伴走します。
入社当初は明るくない分野だったため、研修や勉強、実践を通して日々キャッチアップが必要でした。一方で、自分の専門領域であるGISを活用する場面が意外に多く、社内外で貢献できる機会に恵まれました。拠点情報と災害の被害想定を地図上で重ねることで、どこを優先的に対策すべきかが視覚的に伝わる。文章や表だけでは共有しづらい状況も、地図にすることで一段深い議論が生まれます。地図は単なる分析ツールではなく、共通理解をつくるための言語だと実感しています。また、GISをより活用できる環境を整えるため、先輩と共に社内講習会も実施しています。若手を中心に参加してもらう中で、スキルだけでなく相談し合える関係性も育ちつつあり、専門性が個人の強みから組織の力へと広がっていく感覚があります。

仕事風景

妥協なき姿勢で、
真のプロフェッショナルへと歩む

当社には修士・博士課程を経た社員が多く、高い専門性を持つ人材が集まっています。学部卒で入社した自分にとって、論理構成や文章作法の面で苦労する場面もありました。しかしそれは、自分に足りない部分が明確になる機会でもありました。例えば入社後間もない頃、ある案件で作成した資料を提出した際に「なぜそう言えるのか」「根拠は何か」と厳しく問い直されたことがあります。曖昧な箇所を残していた自分の甘さを痛感しました。何度もやり直しを重ねる中で学んだのは、内容そのもの以上に、お客様に向き合う姿勢でした。お客様の関心や困りごとに対して、愚直に、執拗に、丁寧に突き詰める。その積み重ねがプロフェッショナルとしての基礎になるのだと実感しました。常に複数の案件が並行して進むなか、「できる限り断らない」という姿勢で機会に向き合っています。もちろん、目の前の仕事を優先すべきだと指摘されることもあります。それでも、与えられた環境の中でできるだけ多くを吸収したいという思いは変わりません。
学部卒であっても、院卒であっても、最終的に問われるのは目の前のお客様にどれだけ誠実に向き合えるかだと思っています。素直に学び、愚直に積み上げる。その姿勢を忘れず、一人前のリスクコンサルタントとして、お客様のより良い意思決定を支えられる存在へと成長していきたいと考えています。

仕事風景