AI活用製品・サービスにおけるリスクアセスメント
近年、新規製品やサービスでのAI技術の活用が進む一方、AIの誤判断等による事故、プライバシー侵害、知的財産権の侵害、情報漏洩など、従来にはなかった新しいリスクが顕在化しており、AIが原因となって製品・サービスの利用者や第三者に損害を与えるリスクが懸念されています。
本サービスは、以下のような課題や悩みをお持ちのお客様のためのコンサルティングサービスです。
- 「自社製品にAI機能の搭載を検討しているが、使用者に対する想定外のリスクがないか確認したい」
- 「AIを活用したサービスによってどのような事故・トラブルが発生しうるのか、把握しておきたい」
- 「リスクが顕在化しないように対策を検討したい」
- 「事故・トラブルが発生した時に負うべき責任について整理したい」
サービス内容
本サービスでは、AIを活用する製品やサービスに残存するリスクとして予見されるものを洗い出し、事故・損害内容を評価したうえで、リスク低減に向けた具体的な改善の方向性をご提示します。本リスクアセスメントでは、AIの機能によって発生しうる危険のほか、製品やサービスの意図する使用法による危険や予測可能なユーザーの"誤使用"による危険やトラブルの洗い出しも併せて実施することが可能です。
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※ご要望に応じて、AIによる事故やトラブル事例の調査、リスクアセスメントに関するマニュアル / 手順書の作成、社内勉強会の実施等も対応可能です。
プロジェクトを進めるステップ(例)
- ① AI活用製品・サービスにおけるリスクの洗い出し
- 現状想定されている製品やサービスの内容、AIの機能等を資料・ヒアリングや実地調査で確認のうえ、製品・サービスの利用におけるリスク要因(※)を抽出
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※主として安全上のリスク(利用者や第三者に人的・物的損害を与えるリスク)を対象としますが、ご要望に応じ権利侵害リスク(精神的・経済的損害を与えるリスク)なども対象とします。
- ② 洗い出したリスクの評価
- ①で抽出したリスク要因について、想定されるリスクシナリオを検討し、リスクが顕在化することによる損害の大きさと発生頻度のレベルを評価・整理
- ③ リスク低減策の検討・整理
- 各リスクの低減策を検討・整理
- ご要望に応じ、代表的なリスクシナリオについてサプライチェーン上の関係者(AI開発者、製品・サービス提供者等)やエンドユーザーの想定される責任関係を整理
事例紹介
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特長1
日用品、家電、介護用品、医療機器、家電、玩具、スポーツ用具、産業機器等の様々な製品リスクアセスメントを実施
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特長2
家庭用製品だけでなく、産業用製品、公共の場で活用されるサービスのリスクアセスメントにも広く対応可能
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特長3
製品・サービス開発の段階から共同でリスクアセスメントを実施したり、リスクアセスメントに関する研修を行う等、様々なご要望に対応
コンサルタント紹介
東京海上ディーアールでは、様々な業界に精通した経験豊富なコンサルタントが課題解決のお手伝いをします。
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(製品安全マネジメント第一・第二ユニット)
