火災リスク定量評価

工場、事務所ビル、商業施設等を調査し、火災リスクのグレーディング評価を実施します。また、火災・爆発事故による財物の予想最大損害額を算出します。結果は主に、最適な火災保険プログラム構築のための指標や、防災予算の検討材料としてご活用いただけます。
自然災害(地震、洪水、台風など)についても評価可能です。

サービス内容

サービスの特徴

  • MCOPE(エムコープ)の観点で現地調査を実施し、同業種を平均を基準とした施設のリスク分析およびグレーディング評価を行います。
  • 構内で火災が発生した際に想定される財物の最大損害額(予想最大損害額)を算出します。
  • 年間500件以上の調査により蓄積された豊富な火災・爆発事故事例の分析結果に基づいて評価を実施します。

現地調査が難しい場合は、書類調査による計算も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
また、火災・爆発リスク対策提案サービスも同時に実施可能です。

火災グレーディングの例

最大損害額の計算結果
(自然災害による損害額算出も可能)

MCOPE(エムコープ)について

  • 「M(Management)」は防災管理(組織・規定・教育・訓練等)の着眼点です。「MCOPE」のすべての項目の根幹をなす重要な要素です。
  • 「C(Construction)」は建物構造(耐火性能・延焼拡大防止等)、原動力設備(電気設備・ボイラ等)の着眼点です。
  • 「O(Occupancy)」は用途・工程(作業内容・火災荷重・安全対策等)の着眼点です。
  • 「P(Protection)」は消防火設備(消火設備・公設消防等)の着眼点です。
  • 「E(Exposure)」は構外からの類焼危険等の着眼点です。

MCOPEの概念図

調査の流れ

リスク調査は、事前準備から調査後のレポート提出まで、以下のような流れで行われます。

事前準備 1ヶ月前~ ・当日のご対応者の選定・資料のご提供→現地調査 約1日 ・各担当者からのヒアリング・資料確認・現場のリスク調査(ヒアリング 資料確認 1時間 防災管理状況、製造工程 など 現地調査(外回り)午前 建物保全状況、ユーティリティ設備 など 現地調査(内部or工程)午後 危険物の取扱状況、業種特有の危険 など 情報確認講評 0.5時間 他社より優れた点、改善提案の説明 など)→レポート提出 ~1ヶ月後 好取組事例の展開、改善提案の実施

最大損害額算出のみ実施の際は調査をせず、ご提供いただいた資料によって計算することも可能です。

調査費用

施設の規模や用途に応じて、個別にお見積りいたしますので、下記にご紹介ください。
その他ご不明点、ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

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(企業財産本部)