リスクシナリオ策定支援

政治リスク・地政学リスクの発生を事前に「予測」することはできないため、企業経営・事業にとっての「複数の将来像(リスクシナリオ)」を策定し、対応策の検討等を進めて備えることが重要です。東京海上ディーアールでは、お客様の経営戦略・事業戦略を踏まえたリスクシナリオ策定をご支援します。

ご支援の内容

ご支援の特徴

  • 政治リスク・地政学リスクに関する知見豊富なコンサルタントがご支援するとともに、当社の多様な分野の専門家(マクロ経済、サスティナビリティ、サイバーセキュリティ、モビリティ等)と連携し、妥当なリスクシナリオを策定します。
    リスクシナリオのテーマ(例)
    • 第一次トランプ政権における米国の対中通商政策(グローバル展開する製造業等)
    • 鉱物資源輸出国における資源ナショナリズム政策(鉱物資源を扱う商社、レアメタルを使用する製造業等)
    • EUにおける化石燃料車規制と主要市場の電気自動車の普及率(自動車関連の製造業等)
    • ペルシア湾岸情勢と国際的な石油供給の今後(資源業界、資源価格に左右される製造業等)
    • ロシア・ウクライナ戦争と国際的なガス供給の今後(資源業界、資源価格に左右される製造業等)
  • テーマや目的に応じて、最適なリスクシナリオ策定手法を採用します(以下、例)。

独立シナリオ 何らかの変数(例:自由貿易の推進or保護主義台頭等)を抽出し、異なる完全に独立したシナリオを検討するもの。多くのシナリオプランニングはこうした形式の記述が多い。 分岐シナリオ 将来像の「分岐点」や「分岐要因」を時系列として整理し、複数のシナリオを検討するもの。 規範シナリオ 組織や社会にとっての価値・規範を設定したうえで「好ましいシナリオ(good)」や「避けるべきシナリオ(bad)」を検討するもの

ご支援のプロセス、フロー

  1. テーマの選定、事業内容の把握
  2. ベースライントレンドの把握…シナリオに係る現状・事実関係や不確実性の小さい短中期見通しの把握
  3. リスクシナリオの作成
    1. 決定的要因の洗い出し・特定…シナリオ形成・分岐に影響を与える要因(ドライバー)の洗い出し・評価、最も重要な要因の特定
    2. リスクシナリオの記述…シナリオの肉付け、シナリオに応じた各分野での想定・状況の具体化
    3. モニタリングポイントの特定…今後のモニタリングポイント(≒ドライバー)の特定、モニタリングの情報源の整備
  • 業務開始から業務完了の期間はおおむね3カ月程度です。

ご支援プロセスの例

ご支援のアウトプットイメージ

お客様内で活用しやすい形態でアウトプットをご提供します。

費用

以下の条件等をもとに、個別にお見積りいたします。お気軽にお問合せください。

  • 取り扱うリスクシナリオのテーマや数
  • 貴社事業内容の把握方法(社内向けインタビューの有無等)
  • 該当リスクについての調査方法(外部専門家インタビューの有無等)
  • 最終成果物の分量 等

コンサルタント紹介

東京海上ディーアールでは、様々な業界に精通した経験豊富なコンサルタントが課題解決のお手伝いをします。

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(ビジネスリスク本部)