AI活用・AIリスク

AIガバナンス総合コンサルティングサービス

経済や社会の在り方、産業構造が大きく変革していく今日の第4次産業革命のフェーズにおいて、日々発展を見せるAI関連技術にはイノベーション創出及び社会課題解決への高い期待が寄せられています。すでに様々な企業・団体がAI・生成AIを活用した業務効率化や付加価値向上の取組を開始しており、AIの利活用を前提としてあらゆる事業・サービスが設計・運営される「AIファースト」の時代の到来が目されています。
一方で、AI技術の利用範囲及び利用者の拡大に伴い、AI・生成AIの利活用による様々なインシデントも発生しており、AI利活用による便益を最大限に得るためには、安心・安全にAIを活用するためのガバナンスの構築が必要になっています。こうした背景を踏まえ、東京海上ディーアールは、安全で信頼性の高いAI運用の実現を目指す企業・団体を総合的にご支援します。

AIリスクアセスメントサービス お客さまのAI利活用、AIを活用したサービス企画やマネジメントにおいて、安全性の面から課題となりやすい点をチェックリストでスムーズに一括アセスメント! Point!・選択回答形式のチェックリストによる迅速一括アセスメント
・最短1か月、スピード対応!・アセスメント結果に基づくリスク対応策もご提案 アセスメントの流れ AIセキュリティ、AIガバナンス、AI品質、AI倫理の4つの観点からチェックリストでスコアリング→全体スコアリングの実施 AIリスクを4項目/5段階で評価 A,B,C.D,E →AIセキュリティ
ソリューション AIの安心・安全な運用を支えるセキュリティツールの提供 AI人材教育 AIを安全に活用するための社員研修コンテンツの提供 AIガバナンス構築 組織でAIを安全に活用するためのルール策定、組織体制整備を支援 人を育て、システムを守り、組織の規定(文化・通念)を醸成し盤石なAI変革体制へ

東京海上グループのAIガバナンスに関する5つの自信 1.金融業界におけるAIガバナンス先行企業 2.AI・サイバーセキュリティ分野のトップ人財 3.先進AIソリューションの提供 4.FDUAでの生成AIガイドライン執筆 5.AIGAでのAIガバナンスナビ作成

サービス紹介

AI活用戦略

  • お客さまの経営戦略、DX戦略に基づき、国内外のAI関連の規制動向、技術動向、活用事例を踏まえながらAI活用戦略の策定を支援します。

AI基盤構築

  • 情報漏洩しないような生成Ai基盤の構築と、社内の生成AI活用機運の醸成を支援します。

AI PoC / 開発・試験

  • AIユースケースの掘り出し(アイディアソン)から、AIシステムの開発迄伴走し評価します。

AI人材教育

  • 企業の全社員を対象に、AIについて理解し、安全かつ効果的に活用する基礎的な知識・能力を獲得することを目的としたeラーニングコンテンツを提供します。
  • 生成AIによる業務プログラム開発人材、生成AIを主軸としたDX推進人材育成のための、より技術的に高度な研修コンテンツの提供も可能です。
  • また、AI人材に求める標準スキルマップを策定し、人材育成計画を策定するご支援も可能です。

AIセキュリティソリューション

  • 生成AIのプロンプト入力からの秘密情報漏洩を防止する秘匿化AI、敵対的入力や意図しないAI出力の生成を防止するAIファイアウォール、AI出力についてのアカウンタビリティ確保を支援する説明可能AIの導入を支援します。

秘匿化AI ・LLMへのプロンプト内の個人識別符号を自動編集し、情報流出のリスクを低減・学習データ·分析データを匿名化することによる安全なデータ分析を支援 AIファイアウォール※ ・重大なエラーを引き起こす可能性のある入力データをブロック・危険な出力結果を検知しブロック 説明可能AI※ ・AIの判断プロセスを人間が理解しやすい形で説明・ユーザーがAIを信頼し、意思決定を理解するための技術

説明可能性・透明性に配慮したフルカスタムAI導入支援

  • 戦略的業務提携を行っている株式会社コーピー(https://corpy.co.jp/)のAI品質検証技術及びPost-hocXAI技術(既存のAIモデルに後から説明を付与する技術)を活用し、モビリティ・製造業・ヘルスケアなど様々な分野における業務効率改善のためのフルカスタムAIシステムの企画立案・要件定義、開発、運用をトータルでサポートします。
  • 業界別導入実績
導入分野 導入したAIシステム例
製造業 外観検査/ 作業者解析 / 設備異常検知、予防保全 / 作業計画最適化 など
モビリティ
(自動運転車向け)
車両周辺認識AI / 自車速度、位置、深度推定AI/ 自動パーキングシステム / 自動運転AI用学習仮想環境 など
モビリティ
(MaaS)
ドライバーの状態認識AI / 忘れもの検知 / 配車最適化 / 交通ネットワーク解析 / マルチモーダルな動画検索 など
物流 梱包・出荷検品工程解析/ 倉庫施設の搬出入可視化/ 自動配車 など
建設 施設の空調電気代の最適化 / 配管内部調査 / 建設現場の検査 など

AI自動テストツール

  • 開発~PoC時に潜む「人手作業では検出困難なAIの弱点」を瞬時に自動テストし点数化するツールを提供し、お客様が安心して運用ステージに移行できるよう支援します。ご利用の生成AIシステムの脆弱性への技術的な対策ポイントをご提示することが可能です。

AIファイアウォール

  • 生成AIの有害な入出力をリアルタイムで検知し、例えば本来の用途とは関係のない入力・質問、差別的・攻撃的・性的等の有害な入出力、プロンプトインジェクションをブロックします。

個人情報秘匿化ツール

  • 生成AIの業務活用が企業や社会に急速に浸透する中で、AIが悪用されるリスクは飛躍的に高まっています。特に個人情報保護法上の考慮事項は多岐にわたり、細やかな配慮が求められます。
  • PrivateAIの秘匿化AIは、ユーザーが大規模言語モデル(LLM)に情報を入力する際、また自社データを使ってモデルのファインチューニングをする際に、機密情報や個人を特定できる情報を自動的に秘匿化し、データプライバシーを確保したAIの利用を可能にします。
  • オンプレミスの単一コンテナで展開することで、お客様環境内でプロンプトに含まれる機密情報・個人識別符号をフィルタリングし、外部への流出をブロックします。
  • 個人識別符号のマスキング・トークン化による秘匿及び個人情報保護法に定められている加工法による仮名加工が可能ですので、自社データを活用したデータサイエンス・ビジネスインテリジェンスの取組にも活用可能です。
    (※東京海上ディーアールは、PrivateAI Inc.の販売代理店として秘匿化AIを提供します)

お客さま環境 プロンプト→神奈川県の山田太郎さんに明訓商事のCDOポジションでのオファーレターを作成してください→秘匿化AI コンテナ内の言語&個人識別符号の識別→非識別化→[LOCATION_1] の[NAME_1]に[ORGANIZATION_1]の[OCCUPATION_1] ポジションでのオファーレターを作成してください→LLM →[NAME_1]様、この度、[LOCATION_1]の[ORGANIZATION_1]での[OCCUPATION_1]ポジションの求人情報をご紹介します[…]→再識別化→山田様、この度、神奈川県の明訓商事でのCDOポジションの求人情報をご紹介します[…]→プロンプト
又はプロンプト→神奈川県の山田太郎さんに明訓商事のCDOポジションでのオファーレターを作成してください→秘匿化AI コンテナ内の言語&個人識別符号の識別→非識別化→ [LOCATION_1]:神奈川県[NAME_1]:山田太郎[ORGANIZATION_1]:明訓商事[OCCUPATION_1]:CDO→再識別化→山田様、この度、神奈川県の明訓商事でのCDOポジションの求人情報をご紹介します[…]→プロンプト 秘匿化AIによるLLMへの個人識別符号流出防止のイメージ

お客さま環境 データベース、ストレージバケット、API→項目 氏名 内容 田中 太郎 項目 生年月日 内容 1989/1/23 項目 TEL 内容 090-1234-5678 項目 職業 内容 公務員 秘匿化AI コンテナ 言語&個人識別符号の識別→変換・マスキング・トークン化・難読化→秘匿化情報又は仮名加工情報に分かれます。→活用 データサイエンス ビジネスインテリジェンス マーケティング 商品開発 AI学習データとして Etc…(注)仮名加工情報の取扱に関する義務や、仮名加工情報の元となった個人情報及び仮名加工情報に係る削除情報等の安全管理措置はお客さま責任において適切に履行していただく必要があります。 秘匿化AIによる学習データの秘匿化・置換のイメージ

第三者AI品質検証サービス

  • 企業が開発・運用するAIシステムの品質を客観的に検証し、具体的な改善提案を行うサービスです。
  • AIモデルの性能評価、バイアス検出、脆弱性分析、堅牢性テストを行います。
  • EU AI Act(AI規制法)では、一部のAIシステムの適合性、正確性、堅牢性、透明性について第三者評価の結果を文書化することが義務付けられています。本サービスは、こうしたグローバル規制に対応するための足がかりとなるソリューションです。今後、他の国や地域でも同様の規制対応が求められる可能性が高く、早期に準拠体制を整えることで、法規制への対応力や信頼性といった観点で競争優位性を確保できます。

1.初回ヒアリング→お客様のAIモデルの使用目的を確認→2.品質検証の実施→データ・モデルの観点について品質評価実施→3.レポート提出と改善提案→詳細な評価レポート提出・フィードバック→4.改善提案の開発・実装→ご要望に応じて改善案の開発・実装サポート 第三者AI品質検証サービスの流れ

(※東京海上ディーアールは、株式会社コーピーの紹介代理店として第三者AI品質検証サービスを提供します)

説明可能AI(XAI)ソリューション

  • 株式会社コーピー独自のPost-hocXAI技術(既存のAIモデルに後から説明を付与する技術)により、AIの意思決定プロセスを透明化するサービスです。
  • 主な特徴
    • AIモデルの内部構造が不明でも入出力データから判断根拠を可視化
    • 表データ、画像データ、テキストデータなど多様なデータ形式に対応
    • 既存のAIシステムに後付けで適用可能
  • ソリューションの期待効果
説明責任の充足 AIを活用した意思決定プロセスの透明性を確保し、ステークホルダーへの説明責任を果たすことができます。特に金融、医療など高い説明責任が求められる分野で効果を発揮します。
不具合修正の迅速化 AIモデル運用中に予測精度が低下した場合、特定の入力値がモデル出力にどう影響するかを可視化することで、原因を素早く特定し、的確な修正や再学習を実現します。これによりAI品質の維持が可能になります。

(※東京海上ディーアールは、株式会社コーピーの紹介代理店として説明可能AI(XAI)ソリューションを提供します)

AIガバナンス構築

  • 組織の既存の経営戦略、情報システム管理基準、プライバシーポリシー、インシデント対応基準等の各種規定との整合性に配意しながら、AIガバナンス態勢・根拠規程の整備を支援します。
  • ご要望に応じ、AIインシデント発生時の初動対応計画の策定支援も行います。

AIガバナンス基本方針 AI利活用に関して企業として重視する価値、目指す姿の定義(人間中心のAI社会原則や、企業の経営理念·フィロソフィーを参照して策定)→AIガバナンス実施基準 基本方針実現のための組織におけるAIリスクのモニタリング·軽減活動の大枠の規定
(ex.組織体制、各所属の事務所掌、リスク管理·インシデント対応のルール)→AIガバナンス実施要領 実施基準に基づき、組織におけるAIリスクのモニタリング·軽減活動を手順化·仕組化 AIサービス利用ガイドライン 業務で外部AIサービスを利用する際のリスク管理実施手順 AIサービス開発·運用ガイドライン 自社でAIモデルやAIサービスを開発·運用する際のリスク管理実施手順←AI関連施策·レギュレーション 政府 業界団体 AI及びAI関連技術動向 既存のオペレーション業務内容·組織体制AI活用状況 AIガバナンス根拠規程の構成イメージ

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