自然資本・生物多様性に対して企業に求められる対応

発売
2023年9月
価格
¥無料
冊子番号
TL-20

自然資本・生物多様性が危機的な状況にある今、自然資本や生物多様性の減少をプラスに回復させる「ネイチャーポジティブ」な社会への移行に向けて、企業に対しても生物多様性への影響を減らし、リスク低減に努め、その情報を開示することが求められています。

この自然資本・生物多様性に関するリスク管理体制の構築および情報開示に関するガイダンスの作成が、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)によって進められ20239月には最終版が公表されました。

本誌ではこれから自然資本・生物多様性への対応に取り組む企業の経営層・サステナビリティ関連部署に向けて「なぜ取り組まなければならないか」「どのように取り組むか」「何を分析し、開示するか」について以下の構成で解説しています。 

自然資本・生物多様性に対して企業に求められる対応

目次

はじめに 

Ⅰ 自然資本・生物多様性を取り巻く動向
1-1 国際的な動向 
①生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書 
②昆明・モントリオール生物多様性枠組 
③「グローバルリスク報告書2023年版」 
1-2 開示の動向 
①国際サステナビリティ基準審議会(ISSB) 
②CDP

Ⅱ TNFDとは 
2-1 設立背景 
2-2 TNFDベータ版v0.4の構成と内容
①一般要求項目
②開示推奨項目
③LEAPアプローチ
④開示指標
⑤追加ガイダンスのあるセクターおよびバイオーム

Ⅲ 金融セクターの動向
3-1 UNEP FI TNFDパイロットプログラム
3-2 TNFDベータ版v0.4の追加ガイダンスにおけるリスク評価手法
①ヒートマップ
②資産のタグ付け
3-3 BNPパリバ・アセットマネジメント社
(BNP Paribas Asset Management)
①ヒートマップ
②資産のタグ付け:水(セクターレベル)
③資産のタグ付け:水(企業レベル)

Ⅳ 農業・食品セクターの動向
4-1 TNFDベータ版v0.4の追加ガイダンスにおける農業・食品セクター固有のコア指標
4-2 ケリング社(Kering)
①評価
②解釈、優先順位付け
③測定、設定、開示
④行動
⑤追跡
4-3 キリン社(キリンホールディングス株式会社)
①Science Based Targets (SBTs) for Nature
②TNFD

おわりに 

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