主席研究員

北村 憲康(KITAMURA Noriyasu)

所属部署
経営企画部
専門分野
交通事故リスク全般

北村 憲康(KITAMURA Noriyasu)

略歴

1991年東京海上火災保険株式会社入社、2001年より東京海上ディーアール株式会社へ出向後は、企業、自治体向けの交通事故リスク低減に関するコンサルティングの企画、開発、実践を一貫して担当した。2011年からは、大学教員も兼業し、高齢ドライバー対策、自動運転車のドライバーモデル、歩行者安全、優良ドライバーの特性に関する研究を行った。現在も、交通事故対策の実践をコンサルティングで、それらに必要な基礎研究を大学で行い、交通事故のない社会をつくるための取組みを実践、サポートしている。

主な執筆・寄稿・講演等

<主な著書>
・安全運転寿命」(企業開発センター、2009年)
・図とデータで分かる シニアドライバーのための安全運転習慣10」(企業開発センター 2012)
・「企業担当者マニュアル 交通事故リスク対応型管理」(中央労働災害防止協会 2013)
・「ドラレコ安全教育ハンドブック」(企業開発センター 2020)
・「ヒューマンエラーの理論と対策」(株式会社エヌティーエス 2018)(共著)
・「高齢者の交通事故と補償問題」(慶應義塾大学出版会 2015年)(共著)
・「デジタル化時代の自動車保険」(慶應義塾大学出版会 2022年)(共著)
<主な論文・研究報告(助成研究)>
・「事故多発環境における高齢ドライバーの運転適性と安全確認行動の関係について」(自動車技術会論文集 VOL44、NO4 2013年)
・「事故多発道路交通環境下における高齢ドライバーの安全確認行動の特徴把握」(自動車安全運転センター 2013年度助成研究)
・「高齢歩行者の交通事故リスクと安全教育の必要性」(安全工学VOL56、NO3 2017年)
・「システムモデルと繰り返し型モデル検査による次世代自動運転車を取り巻くSystem of Systemsのアーキテクチャー設計」(独立行政法人 情報処理推進機構 2014-2015研究報告書、西村秀和・北村憲康他)
<主な寄稿等>
・「SDGsと交通安全」(月刊自動車管理、企業開発センター)
・「事故多発交差点のなぜを探る」(交通安全ジャーナル、東京都交通安全協会)
・「安全企業のつくりかた」(輸送経済新聞)
上記の他、人と車(全日本交通安全協会)、安全と健康(中央労働災害防止協会)などで交通安全対策に関する連載、寄稿が多数ある。

主な社外活動

・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任准教授(2015~)
・自動車技術会 映像情報活用委員会(ドラレコが主) 委員
・自動車技術会 トラフィックセイフティ委員会 委員
・日本交通心理学会 主任交通心理士(2014~)
・日本交通心理学会 企業部会 委員
・自動車技術会、日本交通心理学会、日本人間工学会、産業組織心理学会(いずれも正会員)

主な担当サービス